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病院玄関に手すりをつけました。

病院の玄関に手すりを設置しました。

開院当初より、入口の階段の昇り降りが大変というご意見をいただいておりましたが、
手すりを利用してもらうことで、少しでも緩和されればと思います。

手すり設置にともなって、ドッグステイも使いやすい位置に移動しました!

ぜひご利用ください。

002_convert_20130614164140.jpg 005_convert_20130614164216.jpg

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歯石のおはなし。

今回は、歯石のおはなしです。
以前書かせていただいた、歯みがきについて。 の続編です。

歯垢を放置してしまって、すでに歯石になってしまった場合の対処についてです。

歯垢(プラーク)が石灰化して形成された歯石は、通常は歯みがきで落とすことはできません。
このままの状態にしておくと、細菌の塊である歯石が、歯根を支える歯槽骨や歯肉にダメージを与えます。これが歯周病です。
口が臭くなってきたとか、エサを片側でしか噛まなくなったとか、口のあたりを触るのを嫌がるといった症状がみられるようになります。
こうなると当然、わんちゃん猫さんは常に痛みによるストレスをかかえた状態です。

この段階までくると、麻酔下で口腔内の状態を確認し、歯石除去や場合によっては抜歯を行う必要がでてきます。
「歯のケアだけで麻酔は心配…。」という方もいらっしゃいますが、歯周病の状態の口腔内は、わんちゃん猫さんにとってつらい痛みがあり、炎症が起きた歯肉をさわることは特に痛みを伴います。
痛そうだからといって歯肉付近の歯石をきれいにせずに、無麻酔で表面の歯石だけを取り除いても、歯周病予防としては何の効果もありません。
このような処置では、怖い思いをしただけで痛みも改善しないという状況を招き、その後のおうちでの歯のケアを嫌がる原因になってしまうかもしれません。

また、歯周病の状態を放っておくと、口腔内の細菌が血液を通じて全身に運ばれ、腎臓、心臓、肝臓などの病気に波及することが知られているので、麻酔下での歯石除去などの歯周病対策は重要だと考えられます。

もちろん絶対的な安全が担保された麻酔というものは存在しませんので、麻酔前に全身状態のチェック、血液検査等を行い、麻酔のリスクをできるだけ減らした状態で行います。

口臭の原因にもなる歯石を除去して歯の表面を磨くと、驚くほどきれいになり口臭もなくなるので、飼い主さんとしても、その後の歯石予防ケアに意欲がわいてくるようです。
もちろんわんちゃん猫さんもすっきり気持ちいいと思います。
歯のケアをしたことによって、明るく活発になったという話もよく聞きます。
 
痛みをかかえていると気分も落ち込み、何をする気も出ないものですよね・・・。

写真は一例です。
010_convert_20130605205710.jpg処置前
022_convert_20130606093811.jpg←除去した歯石のかけら
012_convert_20130605205846.jpg処置後
17歳のわんちゃんです。
歯石を除去すると、きれいな歯があらわれます。
すっかり口臭もなくなりました。

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